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カスタムアプリ対応は「価格」も要注意ポイント!

サイボウズOffice(パッケージ版)のサポート終了により、多くの企業が移行先を検討していますが、「カスタムアプリが使えるかどうか」は今や選定の重要な基準の一つです。

しかし実際には、「カスタムアプリが使えるプラン」は各製品によって条件もコストも大きく異なります。


今回は以下の条件で、実際に掛かる費用を比較してみました。

  • カスタムアプリを活用することを前提

  • 300ユーザーで3年間運用するケース



価格について

今回は、カスタムアプリを利用する前提で各グループウェアの価格を比較します。

なお、Garoonにはカスタムアプリ機能がないため、kintoneを併用する前提で算出しています。


サイボウズOffice(クラウド版)

プレミアムコース:年額12,000円/1ユーザー×300ユーザー×3年

=10,800,000円


Garoon(クラウド版)

年額10,800円/1ユーザー×300ユーザー×3年 = 9,720,000円

kintone(ライトコース):年額12,000円/1ユーザー×300ユーザー×3年=10,800,000

=計20,520,000円


Garoon(パッケージ版)

※月額のサーバー費用:月額5万円×12か月×3年=1,800,000円と想定

乗換ライセンス(1年目)年額7,000円/1ユーザー×300ユーザー=2,100,000円

サービスライセンス(2年更新パック)2年3,600円/1ユーザー×300ユーザ = 1,080,000円

kintone(ライトコース):年額12,000円/1ユーザー×300ユーザー×3年=10,800,000

=計15,780,000円


SMALT OFFICE(オンプレ or クラウドサーバー導入可)

※月額のサーバー費用:月額5万円×12か月×3年=1,800,000円と想定

年額3,600円/1ユーザー×300ユーザー×3年

=計5,040,000円


desknet's NEO(パッケージ版)

※月額のサーバー費用:月額5万円×12か月×3年=1,800,000円と想定

基本ライセンス(1年目)300ユーザー 1,500,000円

年間サポート価格(2年目以降/年)300ユーザー 180,000円×2年=360,000円

AppSuite 基本ライセンス(1年目)300ユーザー 1,200,000円

AppSuite 年間サポート価格(2年目以降/年)300ユーザーまで 144,000円×2年=288,000円

※AppSuiteは、カスタムアプリと同様に、業務に合ったアプリを簡単に作成できる機能です。

=計5,148,000円


desknet's NEO(クラウド版)

スタンダードプラン年額9,600円/1ユーザー×300ユーザー×3年

=8,640,000円



価格差は最大で15,480,000円。最適な選択は?

分かりやすくグラフにして比較してみましょう。

一番安価なSMALT OFFICEとGaroon(クラウド版)を比べると、15,480,000円の差がありますね。


カスタムアプリを利用する際のグループウェアの価格比較グラフ


カスタムアプリを活用した業務改善を視野に入れた場合、最も低コストで導入できるのはSMALT OFFICE。一方でGaroonとkintoneの組み合わせは最も高額になります。費用を抑えつつ柔軟にアプリを活用したい企業には、SMALT OFFICEdesknet's NEO(パッケージ)がコストパフォーマンスに優れた選択肢と言えるでしょう。



最後に

今回は、サイボウズOffice(パッケージ版)からの移行を検討中の企業様に向けて、主要4製品のカスタムアプリ利用を前提とした価格比較をご紹介しました。

「どれが安いか?」という単純な比較だけでなく、「どこまで業務にフィットするか」「長期的な運用コストはどうか?」といった観点でも、製品選びは重要な判断です。

特に、SMALT OFFICEのようにカスタムアプリが標準装備・追加費用なしで利用できる製品は、業務に合わせた柔軟な運用とコストの両立が可能です。




 
 
 

2027年9月、サイボウズOffice(パッケージ版)のサポート終了を目前に控え、「次に選ぶべきグループウェアは?」と頭を悩ませている企業が増えています。

本記事では、以下の4製品に焦点を当て、それぞれのカスタムアプリ対応・機能の違いを分かりやすく徹底比較しました。


  • サイボウズOffice(クラウド版)

  • Garoon

  • SMALT OFFICE(スマルトオフィス)

  • desknet's NEO




比較ポイント①:カスタムアプリ対応状況

製品名

カスタムアプリ対応

サイボウズOffice(クラウド版)

プレミアムコースで対応(有償)

Garoon

非対応

SMALT OFFICE

標準装備(※追加料金なし)

desknet's NEO

パッケージ版→非対応 ※オプションで対応可能

クラウド版→スタンダード/プレミアムコースで対応

SMALT OFFICE(スマルトオフィス)は、カスタムアプリを追加料金なしで無制限に利用できるのが特長です。Garoonでは業務アプリ相当の機能がなく、kintoneとの併用が必要。desknet's NEOやサイボウズ Officeはカスタムアプリの利用に追加費用が発生します。コストを抑えて柔軟に業務アプリを使いたい方に最適です。




比較ポイント②:標準機能について

「サイボウズ Office」の標準機能を基準に、各グループウェアに同様の機能があるかを比較しました。

グループウェアの機能比較

※各グループウェアにはこの他にもさまざまな機能があります。記載内容は各社HPをもとにしており、すべての機能を網羅しているわけではありません。


※SMALT OFFICEはカスタムアプリ、Google Workspace連携 、Zoom連携 、AD/LDAPユーザー同期 、操作ログ取得 、モバイルアプリ対応が標準装備となり、追加料金は掛かりません。


機能面で最も幅広くカバーしているのは「サイボウズOffice(クラウド版)」と「Garoon」です。一方で、「desknet's NEO」は一部の基本機能に欠ける部分がありつつも、別途オプションや連携製品によって拡張可能です。

「SMALT OFFICE」は、直感的で使いやすいUIを備えつつ、カスタムアプリを標準で装備しているのが最大の強み。現場部門が主導して使いたい機能を自由に増やせる点が魅力です。




比較ポイント③:導入スタイル

製品名

導入スタイル

備考

サイボウズOffice(クラウド版)

クラウド

プレミアムでカスタムアプリ利用可能

Garoon

パッケージ or クラウド

カスタム不可・大企業向け高機能設計

SMALT OFFICE

オンプレミス&プライベートクラウドのハイブリッド選択

低コスト、柔軟なカスタマイズ対応・カスタムアプリ標準装備

desknet's NEO

パッケージ or クラウド

AppSuiteは有償追加。中小企業にも人気

選ぶべきは「自社にとってちょうどいいグループウェア」を選ぶことですね。

  • 操作性・導入しやすさを重視するなら → サイボウズOffice(クラウド版)

  • 大規模・厳格な組織運用を重視するなら → Garoon

  • コストを押さえながらサイボウズOfficeからの乗換をしたいならSMALT OFFICE

  • 費用対効果とサポートの安心感を求めるなら → desknet's NEO



次回は「価格の違い」をテーマに、より現実的な選定材料をお届けします。

ご興味のある方は、次回の配信もぜひチェックしてみてください。




 
 
 

更新日:9月30日

ビジネスチャットツールは、業務の効率化や情報共有に欠かせない存在です。 特に「Slack」と「Mattermost(マターモスト)」は、導入を検討する企業が多い代表的なツール。

今回はこの2つを徹底比較し、自社に合った選び方を解説します!




そもそも何が違う?SlackとMattermostの基本情報

比較項目

Slack

Mattermost

提供形態

クラウド(SaaS)

オープンソース(OSS)オンプレ/クラウド選択可

無料プラン

あり(履歴90日制限)

あり(投稿・ユーザー数無制限)

日本語対応

対応環境

Web/Windows/macOS/Linux/iOS/Android

Web/Windows/macOS/Linux/iOS/Android

※無料版での比較となります

Slack手軽に始められるクラウド型で、導入のハードルが低い点が特徴です。ただし無料版では、メッセージ履歴が90日間に制限されるなどの制約があります。

一方、MattermostOSSで自由度が高くオンプレ運用も可能。さらに、無料プランでもユーザー数・投稿数・チャンネル数すべて無制限で使える点も大きな強みです。




セキュリティと運用の自由度については?

比較項目

Slack

Mattermost

データ保存

Slack社クラウド

(ユーザー側で場所は選べない)

自社サーバやクラウド選択可

(自由度高)

カスタマイズ性

-

高(ソースコード編集可)

プラグイン/API連携

一部制限あり(有料で拡張)

非常に豊富(OSSならでは)

※無料版での比較となります

特にセキュリティポリシーが厳しい企業や自治体では、Mattermostの自社運用型が選ばれています。



機能面での違いは?

比較項目

Slack

Mattermost

チャンネル/スレッド

◯(一部制限あり)

◯(制限なし)

通話機能

Huddle(1対1、時間制限あり)

1対1通話+外部連携対応

タスク管理

外部連携(Trello等)

Playbooks機能(チャット連携型)外部連携

メッセージ履歴検索

直近90日まで

制限なし

※無料版での比較となります

Slackは、チーム内の基本的なチャットやファイル共有には十分対応しており、UIも洗練されています。ただし、履歴検索や通話、外部連携などには制限があるため、業務に深く組み込むには有料プランへの移行が前提となります。

Mattermostは、チャット機能に加えてタスク管理機能(Playbooks)や外部連携も可能で、AI要約・自動応答などの拡張機能を無料でも活用できる点が特長で、業務全体の効率化を支援する強力なツールです。



自社に合ったチャットツールはどっち?

自分に合ったチャットツールはどっち?

SlackとMattermostの導入を検討中の方は、まずは無料で触ってみるのがおすすめです。 Mattermostの導入相談・資料請求もお気軽にどうぞ!





 
 
 
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