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更新日:9月30日


2027年9月、サイボウズOffice(パッケージ版)のサポート終了がいよいよ迫ってきました。

すでに多くの企業が移行を検討し始めており、対応方針はさまざまです。

この記事では、実際に見られる4つの企業タイプに分けて、代表的な移行パターンをご紹介します。




1.一本化して移行、早めに体制づくり

A社田中さんの移行感想。Microsoft365

Microsoft365のメリットとデメリット

A社では「移行先は一つにまとめたい」という考えから、Microsoft 365に一本化

「最初はサイボウズOfficeのクラウド版も検討しましたが、他の部門との連携・Officeアプリとの親和性を考えると、Microsoftに軍配が上がりました」とのことでした。


移行時期:2026年春にスタート予定(約1年半前から準備)




2.目的に応じて分ける“ハイブリッド”運用

B社伊藤さんの感想。Groon+Kintone

Garoon+Kintoneのメリットとデメリット

B社は、Garoon+Kintoneの組み合わせを選択

 一部の業務はもっと安価なツールで代替し、情報系はGaroon、業務管理はKintoneに任せる方針です。

予算面での圧迫はありますが、“現場に合った形”を最優先しました。通知や連携のしやすさなど、細かい条件も妥協せず比較しました。


移行時期:2026年夏に段階的に切り替え予定(約1年前から準備)




3.サポート切れても“様子見”、そのまま使い続ける

C社鈴木さんの感想。様子見

様子見のメリットとデメリット

C社では、特に大きなトラブルもなく使い続けているとのことで、「小規模な会社なので、リスクは承知のうえで運用継続」を選択。バックアップは定期的に取っており、いつか移行が必要になったときのために、選択肢だけは探している状況です。


移行時期:未定(必要になったら動く方針)




4.見た目・機能・操作をあまり変えたくない

D社渡辺さんの感想。SMALT OFFICEはカスタムアプリもそのまま移行

SMALT OFFICEのメリットとデメリット

D社では、現場から「今と同じような使い勝手で移行したい」という声が多く、複数のツールを比較検討した結果、SMALT OFFICE(スマルトオフィス)の導入を選択。特に、これまで使っていたカスタムアプリや申請フローがほぼそのまま移行できた点が評価されました。


移行時期:2026年春に移行スタート(約1年前に準備を開始)






今後の選択のために


どのパターンが正解というわけではありません。重要なのは、各企業の業務や体制、予算に合った移行計画を早めに立てておくことが重要ですね。

早めの情報収集と比較検討で、安心の移行を実現しましょう。





 
 
 
  • 執筆者の写真: 株式会社ヴィセント 編集担当
    株式会社ヴィセント 編集担当
  • 4月14日
  • 読了時間: 2分

更新日:9月30日

移行準備は進んでいますか?

2027年9月、長年利用されてきた 「サイボウズOffice(パッケージ版)」のサポート終了 が正式に決まっています。移行に向けて準備を始める企業が増える一方で、現場からはこんな“リアルな声”が...。


今回は現場のリアルな声と、サイボウズOffice(パッケージ版)」のサポート終了に伴い、どんな機能が使えなくなるのかをまとめてご紹介します。



ユーザーの本音

  • 「正直、めんどくさい…」

  • お金も時間もかかるし、後回しにしたい」

  • 「サポート切れても使えるなら、そのままでもいいのでは?」

  • 移行先がなかなか決まらない…」



動き出しはいつから?

  • 情報収集のピーク:2026年前半~中頃

  • 実際の移行時期:2026年末~2027年9月

  • 稟議や社内調整に時間がかかるため、今から準備を始める企業が増えています。


理想的なスケジュール

(2027年9月までライセンスが残っている企業の移行イメージ)

サイボウズOfficeからの移行スケジュールイメージ

さらに注意したいのが、自社のライセンス満了時期が2026年12月以前の企業

この場合、2027年9月を目標にスケジュールを立ててしまうと、本番移行が間に合わなくなる恐れがあります。

少なくとも9カ月以上前倒しで、2026年3月~6月には移行作業を完了できるような工程を組んでおく必要があります。



移行先を選ぶポイント

  • カスタムアプリや帳票印刷など、今使っている機能が継続できるか

  • 社内で慣れている通知・コメント・申請などの操作性

  • システム移行にかかる コストと工数(作業の大変さ)





サポート終了後に「使える機能」と「使えない機能」

サポート終了後に使える機能・使えない機能



最後に


いかがでしたか?「サポート終了後に使えなくなる機能」に、意外なものがあったという方も多いのではないでしょうか。

でも、「サポート終了=終わり」ではありません。むしろ、もっと自分たちに合った環境を見つけるチャンスとも言えます。

どこから手をつければいいか迷うときは、まずは今使っている機能や業務の中で、「ちょっと不便だな」と感じていることから棚卸ししてみるのも一つの方法です。


 
 
 
  • 執筆者の写真: 株式会社ヴィセント 編集担当
    株式会社ヴィセント 編集担当
  • 4月9日
  • 読了時間: 3分

更新日:9月30日


サイボウズOfficeパッケージ版のサポート終了を目前に、多くの企業が「次に選ぶべきグループウェアはどれか?」と悩んでいます。そこで今回は、代表的な5製品の特徴と価格感を整理してご紹介します。次の一手を考える際のヒントとしてお役立てください。


まずは5製品の特徴からご紹介します。


■ Garoon(ガルーン)※公式HPはこちら

  • 大規模企業向け

    サイボウズ社提供の大規模企業向けグループウェアです。10名から数万名まで対応可能です。

  • 高度な権限管理とカスタマイズ性

    組織階層が複雑な企業でも柔軟に対応可能。SAML認証やLDAP連携など、セキュリティ面も強いです。


■ Kintone(キントーン)※公式HPはこちら

  • “脱Excel”を実現する業務アプリ作成ツール

    プログラミング不要で、顧客管理・案件進捗・日報などの業務アプリを簡単に作成可能。IT知識がなくても業務アプリが作れます。

  • 柔軟な規模対応

    10ユーザーから利用可能で、組織の成長に合わせて拡張できます。


■ Microsoft 365 ※公式HPはこちら

  • 業務ツールがオールインワン

    Excel、Word、PowerPoint、Outlook、Teamsなど、必要なツールが1つにまとまっています。

  • セキュリティ・コンプライアンス強化

    Microsoftによる多層防御のセキュリティと信頼性の高い運用体制が強みです。


■ desknet's NEO(デスクネッツ ネオ)※公式HPはこちら

  • 誰でも使えるシンプルUI

    直感的な操作性で、リテラシーに差がある現場でも導入しやすいです。

  • 災害対応機能も搭載

    安否確認機能やワークフロー機能など、非常時にも対応できる設計です。


■ SMALT OFFICE(スマルトオフィス)※公式HPはこちら

  • 直感的でシンプルなUI

    現場重視の設計で、ITが苦手な社員でもすぐに使いこなせる操作感です。

  • 柔軟なカスタマイズが可能

    独自業務に合わせたアプリ作成や項目設定、通知管理も自由に設定可能です。

  • カスタムアプリが標準装備

    簡単なWebデータベース機能で"脱Excel"

    SMALTOFFICEの紹介はこちら↓

    https://vicent.co.jp/lp/smaltoffice/



続いて、価格も含めた特徴を表で見ていきましょう。


グループウェア徹底比較表


製品名

特徴

年額

こんな企業におすすめ

Garoon

(パッケージ版)

大企業向け。

高機能・高価格。権限や組織管理に強い。

¥3,533/1ユーザー

部署や人数が多く、細かな管理が必要な企業。

Kintone

(クラウド版)

ノーコードで業務アプリ作成。

“脱Excel”に最適。

¥21,600/1ユーザー

Excel管理を卒業したい企業。現場主導のIT活用に。

Microsoft 365

(Business Standard)

WordやExcelなど業務ツール一式が使える。

¥24,736/1ユーザー

Office製品を使っていて、クラウド移行したい企業。

desknet's NEO

(パッケージ版)

多機能と使いやすさのバランスが良い。

¥2,273/1ユーザー

コスパとサポートを重視する中小企業。

SMALT OFFICE

シンプルで直感的。

カスタマイズ・連携も柔軟に対応。

¥3,600/1ユーザー

ITが苦手な社員が多い現場。柔軟な運用をしたい企業。

※年額については300ユーザー・3年間使用した場合の費用から算出した「1ユーザーあたり年間コスト」となります。



まとめ


  • 価格を重視するなら:SMALT OFFICE or desknet's NEO

  • カスタム業務アプリを活用したいなら:Kintone

  • Microsoft製品をすでに導入しているなら:Microsoft 365

  • 大規模な組織・厳密な運用なら:Garoon



グループウェアに“絶対の正解”はありません。大切なのは、それぞれの会社にとって「ちょうどいい」製品を選ぶことです。業務内容や導入体制、コスト感に応じて、ピッタリのグループウェアを見つけましょう。



 
 
 
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