【徹底比較①】主要グループウェア4製品を分析!カスタムアプリ・標準機能・導入形態の違いとは?
- 株式会社ヴィセント 編集担当
- 4月22日
- 読了時間: 3分
更新日:4月25日
2027年9月、サイボウズOffice(パッケージ版)のサポート終了を目前に控え、「次に選ぶべきグループウェアは?」と頭を悩ませている企業が増えています。
本記事では、以下の4製品に焦点を当て、それぞれのカスタムアプリ対応・機能の違いを分かりやすく徹底比較しました。
サイボウズOffice(クラウド版)
Garoon
SMALT OFFICE(スマルトオフィス)
desknet's NEO
比較ポイント①:カスタムアプリ対応状況
製品名 | カスタムアプリ対応 |
サイボウズOffice(クラウド版) | プレミアムコースで対応(有償) |
Garoon | ✕ 非対応 |
SMALT OFFICE | 標準装備(※追加料金なし) |
desknet's NEO | パッケージ版→非対応 ※オプションで対応可能 クラウド版→スタンダード/プレミアムコースで対応 |
SMALT OFFICE(スマルトオフィス)は、カスタムアプリを追加料金なしで無制限に利用できるのが特長です。Garoonでは業務アプリ相当の機能がなく、kintoneとの併用が必要。desknet's NEOやサイボウズ Officeはカスタムアプリの利用に追加費用が発生します。コストを抑えて柔軟に業務アプリを使いたい方に最適です。
比較ポイント②:標準機能について
「サイボウズ Office」の標準機能を基準に、各グループウェアに同様の機能があるかを比較しました。

※各グループウェアにはこの他にもさまざまな機能があります。記載内容は各社HPをもとにしており、すべての機能を網羅しているわけではありません。
※SMALT OFFICEはカスタムアプリ、Google Workspace連携 、Zoom連携 、AD/LDAPユーザー同期 、操作ログ取得 、モバイルアプリ対応が標準装備となり、追加料金は掛かりません。
機能面で最も幅広くカバーしているのは「サイボウズOffice(クラウド版)」と「Garoon」です。一方で、「desknet's NEO」は一部の基本機能に欠ける部分がありつつも、別途オプションや連携製品によって拡張可能です。
「SMALT OFFICE」は、直感的で使いやすいUIを備えつつ、カスタムアプリを標準で装備しているのが最大の強み。現場部門が主導して使いたい機能を自由に増やせる点が魅力です。
比較ポイント③:導入スタイル
製品名 | 導入スタイル | 備考 |
サイボウズOffice(クラウド版) | クラウド | プレミアムでカスタムアプリ利用可能 |
Garoon | パッケージ or クラウド | カスタム不可・大企業向け高機能設計 |
SMALT OFFICE | オンプレミス&プライベートクラウドのハイブリッド選択 | 低コスト、柔軟なカスタマイズ対応・カスタムアプリ標準装備 |
desknet's NEO | パッケージ or クラウド | AppSuiteは有償追加。中小企業にも人気 |
選ぶべきは「自社にとってちょうどいいグループウェア」を選ぶことですね。
操作性・導入しやすさを重視するなら → サイボウズOffice(クラウド版)
大規模・厳格な組織運用を重視するなら → Garoon
コストを押さえながらサイボウズOfficeからの乗換をしたいなら → SMALT OFFICE
費用対効果とサポートの安心感を求めるなら → desknet's NEO
次回は「価格の違い」をテーマに、より現実的な選定材料をお届けします。
ご興味のある方は、次回の配信もぜひチェックしてみてください。
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