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【徹底比較②】主要グループウェア4製品を分析!カスタムアプリ対応を前提とした価格の違いとは?

  • 執筆者の写真: 株式会社ヴィセント 編集担当
    株式会社ヴィセント 編集担当
  • 6 日前
  • 読了時間: 3分

カスタムアプリ対応は「価格」も要注意ポイント!

サイボウズOffice(パッケージ版)のサポート終了により、多くの企業が移行先を検討していますが、「カスタムアプリが使えるかどうか」は今や選定の重要な基準の一つです。

しかし実際には、「カスタムアプリが使えるプラン」は各製品によって条件もコストも大きく異なります。


今回は以下の条件で、実際に掛かる費用を比較してみました。

  • カスタムアプリを活用することを前提

  • 300ユーザーで3年間運用するケース



価格について

今回は、カスタムアプリを利用する前提で各グループウェアの価格を比較します。

なお、Garoonにはカスタムアプリ機能がないため、kintoneを併用する前提で算出しています。


サイボウズOffice(クラウド版)

プレミアムコース:年額12,000円/1ユーザー×300ユーザー×3年

=10,800,000円


Garoon(クラウド版)

年額10,800円/1ユーザー×300ユーザー×3年 = 9,720,000円

kintone(ライトコース):年額12,000円/1ユーザー×300ユーザー×3年=10,800,000

=計20,520,000円


Garoon(パッケージ版)

※月額のサーバー費用:月額5万円×12か月×3年=1,800,000円と想定

乗換ライセンス(1年目)年額7,000円/1ユーザー×300ユーザー=2,100,000円

サービスライセンス(2年更新パック)2年3,600円/1ユーザー×300ユーザ = 1,080,000円

kintone(ライトコース):年額12,000円/1ユーザー×300ユーザー×3年=10,800,000

=計15,780,000円


SMALT OFFICE(オンプレ or クラウドサーバー導入可)

※月額のサーバー費用:月額5万円×12か月×3年=1,800,000円と想定

年額3,600円/1ユーザー×300ユーザー×3年

=計5,040,000円


desknet's NEO(パッケージ版)

※月額のサーバー費用:月額5万円×12か月×3年=1,800,000円と想定

基本ライセンス(1年目)300ユーザー 1,500,000円

年間サポート価格(2年目以降/年)300ユーザー 180,000円×2年=360,000円

AppSuite 基本ライセンス(1年目)300ユーザー 1,200,000円

AppSuite 年間サポート価格(2年目以降/年)300ユーザーまで 144,000円×2年=288,000円

※AppSuiteは、カスタムアプリと同様に、業務に合ったアプリを簡単に作成できる機能です。

=計5,148,000円


desknet's NEO(クラウド版)

スタンダードプラン年額9,600円/1ユーザー×300ユーザー×3年

=8,640,000円



価格差は最大で15,480,000円。最適な選択は?

分かりやすくグラフにして比較してみましょう。

一番安価なSMALT OFFICEとGaroon(クラウド版)を比べると、15,480,000円の差がありますね。




カスタムアプリを活用した業務改善を視野に入れた場合、最も低コストで導入できるのはSMALT OFFICE。一方でGaroonとkintoneの組み合わせは最も高額になります。費用を抑えつつ柔軟にアプリを活用したい企業には、SMALT OFFICEdesknet's NEO(パッケージ)がコストパフォーマンスに優れた選択肢と言えるでしょう。



最後に

今回は、サイボウズOffice(パッケージ版)からの移行を検討中の企業様に向けて、主要4製品のカスタムアプリ利用を前提とした価格比較をご紹介しました。

「どれが安いか?」という単純な比較だけでなく、「どこまで業務にフィットするか」「長期的な運用コストはどうか?」といった観点でも、製品選びは重要な判断です。

特に、SMALT OFFICEのようにカスタムアプリが標準装備・追加費用なしで利用できる製品は、業務に合わせた柔軟な運用とコストの両立が可能です。




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