【2025年1月更新】サイボウズOffice(パッケージ版)からの乗換グループウェア比較 (コスト編)
- 株式会社ヴィセント 編集担当
- 2024年11月18日
- 読了時間: 4分
更新日:3月25日
ここまで読んでいただきありがとうございます。今回が、最後の記事となります。
今回は、コスト面での比較をしていきます。対象は、現時点にてサイボウズOffce(パッケージ版)からデータ移行が可能な3つのグループウェアに絞って、見ていきます。 (各製品の価格に関しては、変動する恐れがありますので、最新の公式情報を参照くださいませ)
対象のグループウェア
サイボウズOffice(クラウド版)
Garoon(パッケージ版・クラウド版)
SMALT OFFICE
まずは一つずつ見てきましょう
◇ サイボウズOffice クラウド版 ※公式HPはこちら 2024年秋に価格改訂がありました。

◇ Garoon ※公式HPはこちら
パッケージ版とクラウド版がありますので、合わせて価格を見てみます。
《Garoonパッケージ版乗換ライセンス》サイボウズオフィスからの乗換のみのメニュー
1年分のサービスライセンスが付与されています。2年目以降は、継続サービスライセンスを購入することで、継続してサポートが受けられます。

《Garoon パッケージ版》継続サービスライセンス
パッケージ版Garoonの2年目以降の継続使用ライセンス

《Garoonクラウド版》※公式HPはこちら

◇ SMALT OFFICE
基本オンプレ版の提供です。クラウド利用をご希望される方へは、プライベートクラウドとして弊社指定のサーバにて構築が可能です。(別途サーバ管理費用が発生します。)

各サービスのプランが分かりましたので、ケースに分けて比較をしてみたいと思います。
◇CASE1 300ユーザでカスタムアプリが不要、3年間利用した場合
サイボウズOffice(クラウド版)
スタンダードコース 7,200円/年×300ユーザ×3年 = 6,480,000円
Garoon
《パッケージ版》※サーバ費用は除きます。公式サーバ費用についてはこちら
乗換ライセンス(1年目) 7,000/年×300ユーザ=2,100,000円
サービスライセンス(2年更新パック)3,600/年×300ユーザ = 1,080,000円 合計3,180,000円
注目👉サーバ費用を付与すると、最安値118,000円/月(1,416,000/年)で、トータルすると実はGaroonクラウド版より高価だったりします。
《クラウド版》 10,800円/年×300ユーザ×3年 = 9,720,000円
SMALT OFFICE ※初期費用、サーバ費用は除きます。
3,600円/年×300ユーザ×3年 = 3,240,000円
※ライセンス料に保守費用が含まれます。 弊社指定のプライベートクラウドをご利用の場合、別途サーバ費用が発生します。
👉サーバ費用の詳細について知りたい方は👈
結果ライセンス費用は、Garoonパッケージ版が最も低価格で、次いでSMALT OFFICEでした。
続いて…
◇CASE2 カスタムアプリを利用する場合
条件は先ほどと同様(300ユーザ&3年間)とします。
サイボウズOffice(クラウド版)
プレミアムコース 12,000円/年×300ユーザ×3年 = 10,800,000円
Garoon ※カスタムアプリ機能がありません。
CASE1と同じ+別サービスの"kintone"を利用することになります。ここでは、kintone"のライトコース、100名利用で試算。(カスタムアプリ利用人数は必要数に応じて試算してください。)
kintone:12,000円/年×100ユーザ×3年 = 3,600,000円 合計6,780,000円

加味した価格は以下になります。
《パッケージ版》※パッケージ版は通常kintoneと連携不可です。
Garoon(3,180,000円)+kintoneライトコース(3,600,000円)=合計6,780,000円
《クラウド版》
Garoon(9,720,000円)+kintoneライトコース(3,600,000円)=合計13,320,000円
カスタムアプリ分を100ユーザとしましたが、
SMALT OFFICE
カスタムアプリは、現在標準メニューに内包されておりますので、結果はCASE1と同じです。
3,240,000円
SMALT OFFICE 3,240,000円
サイボウズOffice(クラウド版) 10,800,000円
Garoon《パッケージ版》+kintone 6,780,000円
Garoon《クラウド版》+kintone 13,320,000円
SMALT OFFICEが圧倒的に安価となる結果になりました。
今回は、300ユーザで3年間という期間で試算してみましたが、いかがでしたでしょうか?
実際には、環境、利用人数やライセンスパックなどで価格などは変わってきますので、自社のモデルに
併せて試算してみてください!
また、カスタムアプリを利用しない場合は、Garoon《パッケージ版》なども候補になりそうですね。
サイボウズOffice(パッケージ版)のサポート終了は、2027年とまだ少し先ですが、意外にタイムリーな話題になってきています。移行は準備や並行運用なども加味して、半年から1年程度かけて実行するケースが多いです。また、サポートが切れるとカスタムアプリなどデータが触れなくなってしまう機能もありますので、計画的な乗換を検討することをお勧めいたします。
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