【徹底比較】ChatGPT以外の対話型AIの強みを紹介!
- tmuramatsu7
- 2023年9月22日
- 読了時間: 3分
AIによる回答を提供する対話型AIサービスが、著しい成長を遂げています。特に最近話題のChatGPTは、OpenAIが開発した大規模言語モデルの一つで、ビジネスへの活用も進んでいるところです。
しかし、ChatGPT以外にも対話型AIサービスは登場していてそれぞれのサービスには特徴があり、用途に合わせて選ぶことが重要です。
そこで今回は、ChatGPTの代替として使える対話型AIチャットサービスの特徴を解説します。AIチャットサービスに興味を持った方は、是非この機会に利用してみてください。
1.Bing
GoogleChromeやfirefoxなどと同じ検索エンジンである「Bing」には、「Bing AI」と呼ばれるAIとのチャット機能が存在します。これは人の代わりにAIが検索して質問に答えてくれます。
このBing AIの最大の魅力はマイクロソフトアカウントを持っていればGPT-4を無料で利用できることです。GPT-4はChatGPTを制作したOpenAIが手がける大規模言語モデルの最新バージョンで、性能や信頼性においてChatGPTのベースモデルであるGPT-3.5を格段に上回っているとされています。

2.Perplexity AI
「Perplexity AI」は、2022年12月に発表された会話型検索エンジンです。Perplexity AIは生成系AIサービスの一つで、アカウントを作成することなく利用できます。
UIはGoogle検索のようにシンプルで、入力フォームに調べたいことや質問を入力すると、それに対する応答結果が返されます。
Perplexity AIの大きな特徴は、応答結果の文章の出典となるソース情報が明記される点です。ChatGPTを利用したことのある方なら経験したことがある方もいると思いますが、あたかも真実であるような存在しない結果を回答してくる場合が稀にあります。Perplexoty AIではこれをソース情報を明記することによって防止できます。

3.Google Bard
2023年3月に一般公開された「Google Bard」は、新たに人工知能(AI)を用いた対話型検索サービスです。これまでの検索方法と異なり、利用者がまるで会話文のような形でAIに質問をすることができ、更にサービスがインターネットへの接続を行えるため非常にリアルタイム性の高い応答結果を返してくれるのが特徴となっています。
これを可能にしたのがGoogleが開発する大規模言語モデル「LaMDA」であり、さまざまな質問に対する柔軟な回答を可能にしました。
Googleは、Bardを「詩人(Bard)」のように受け答えしてくれるものと位置づけています。ユーザーの質問に答えるだけではなく、文章を作成・校正したり、小説や詩を創作したりするなど、人間の会話のような自然な文章生成が期待されているのです。

対話型AIサービスのまとめ
今回は、ChatGPT以外の対話型AIチャットサービスについて解説しました。如何だったでしょうか?今回ご紹介した中に皆様が既にご存知のサービスはありましたか?
ChatGPTの普及によって対話型AIサービスの注目は急激に高まっており、様々なサービスが発表されてきています。各サービスにはそれぞれ秀でた点もあれば弱い点もあり、一長一短となっているので利用目的に合わせたサービス選択が重要になってきます。
対話型AIサービスの活用を検討している方は、今回の記事で紹介したものは全て無料で使用できるものとなっているので、是非活用してみてください。
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